捨てにくい物、それは「プレゼント」。頑張ってバッグ2つを処分しました

 

なんとなく目についたバッグを収納しているスペース。

結構な場所を取っていて、ここを少しでも空けられたら他の物がしまえるのになあ…と思ってはいたのですが、なかなか手をつけられずにいました。

 

こういうところに手をつけたら1日で終わらないことを自分でわかっているから。

だって、捨てにくい物の宝庫なんですもん。

 

バッグとか、洋服より捨てにくい物じゃないですか。

って、私だけ?

まだ使えそう、というしつこい未練がわきやすい分野。

私の場合は、プレゼントでいただいたバッグが多いのも、捨てられない原因です。

 

これはバッグに限らずですが、プレゼントされた物の捨て時って、一体いつなんですかね。

 

大事に使って、もうこれ以上はちょっと…という感じになったら?

くださった気持ちはありがたいですが、そんなに気に入らなかった場合は?

 

プレゼントされた物って、その物自体の価値の他に気持ちが上乗せされているじゃないですか。

その気持ちをありがたく思うがゆえに、処分する踏ん切りがつかない物の代表となってしまうわけです。

 

でも、もう必要ないとなった時の気持ちの持っていき方や考え方を身に着けておかないと、いつまでたっても処分できない物であふれてしまうのも困ります。

 

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プレゼントされたものを処分するための、考え方

 

本格的に片づけに目覚める前から、ブームに乗っかって片付け本や捨て系の本をよく読んでいまして。

余談ですけど、最近心に残ったのはこの本。

 

今もたまにその手の本を読みますが、この捨てにくい物についてはやっぱりみんな引っかかるところなのか、処分する時の心構えや考え方にページをさいている本が多い印象です。

 

どの本にも共通して書いてある考え方、それは。

 

プレゼントは送られた時に、すでにその役目を終えているということ

 

プレゼントって、自分が必ずしも欲しいと思う物ではないことも多々あると思います。

でも、中身はどうあれ贈り主の気持ちはありがたいし、嬉しいものですよね。

その気持ちを感謝して受け取った、ありがたく思ったのであれば、物自体は気持ちを贈るという役目を果たすための付属品と考えればいいのだと。

 

うーん、頭では理解できるのですが、いざ、その物を目の前にすると迷いが出てきてしまいます。

 

いただいた物を捨てるなんてしちゃいけないのでは?

自分がされたらどう思うのか。

 

など、バッグを収納している棚の前でしばらく考え込んでしまいました。

 

これはもう十分使わせていただきました、と思えた2点を処分

 

 

もともとバッグは好きで、子どもが生まれる前まではいろんなタイプのものを使っていました。

プレゼントにも、その時々で気になるバッグをお願いしたりしたことも。

 

子どもが生まれてからは、ショルダータイプの、ナイロン素材などの軽めでたくさん入るバッグをずっと使っていました。

いわゆる、マザーズバッグ。

 

ここ数年は子どもの持ち物も少なくなったし、惰性でずっとマザーズバッグを使っているのをなんとかしたいとは思ってました。

新しいバッグを思い切って買いたい気持ちが高まっていたので、まだ片づけをする予定ではなかったバッグコーナーに目がいったのかも。

新しいものを買うなら古いものを処分しようというのが、片付けの鉄則だし。

 

てか、買わずに前からあるのを使えばいいのに、という心のささやきも聞こえますが(笑)、その件は今ちょっとおいといて。

 

目についたら気になってしまったので、棚からバッグを全部取り出してみました。

ぎゅうぎゅうに押し込められていて型崩れしていたり、汚れやシミの出ている物もあったりで、比較的「いる・いらない」の分類は簡単でした。

 

でも、いらないからといって捨てられるのかというと、そう簡単にはいかず…。

自分で買った物は割と簡単にゴミ袋に入れることができました。

場面によって使い分けるもの(慶弔用など)は棚に戻して、どうしても気にいっていて今は使わないけれど残したい物もしまいました。

 

さて、プレゼントでいただいたバッグをどうしようかとなりますよね、やっぱり。

決めかねていたのは2つ、どちらもかごバッグです。

子どもが生まれる前、夏には割とヘビロテしていたかごバッグ。

今は、中身を入れ替えてファッションに合わせてバッグも変えるという気持ちの余裕が持てないので、いろんなバッグをとっかえひっかえして使うこともなくなりました。

 

夏だからとか冬だからとか関係なしに同じバッグ。

中身を入れ替えると、忘れ物をするんですよ、これが。

 

このかごバッグはどちらも本当に気にいって何年も使っていたので結構汚れが目立つようになっていました。

洗ったりもできません。

多分、自分が買ったものだったら処分対象になっているはず…。

友人から誕生日のプレゼントとしていただいた2つのかごバッグ。

 

こんなになるまで使ったんだし、もう捨てることに罪悪感を持つ必要はないのかな、という考えになるまで、3日ほど要しましたが、結果としては処分できました。

 

いただいてから今までのことを振り返ってみて

 

いったん相手側に渡ってしまった物、私が好意で差し上げたとは言え自分の手から離れてしまった物について、後々何か思うことがあったかと考えると、はっきり「ない」と言えます。

 

いや、さすがに目の前でリサイクルショップなどに持ち込まれたりしたなら、ショックを受けるかもしれませんが、そんなことをする下品な友人知人は幸いにしておらず。

 

人によっては趣味に合わない物もあったでしょうが、それを後々どう処分しようと気にして追及したいとは考えない性分なので、何をあげたのかすら思い出さないですし。

 

お土産などもそうで、相手からおいしかったなどと言われれば、そうなのかと思う程度で、基本あげたところまでで終わっている感じです。
そのへんは、片付け本に書いてあった考え方と同じです。

 

それと、現実的な友人が多いので、誕生日やその他の贈り物にしても何が欲しいかリクエストを聞いてくれる人ばかり。

私も聞く方なので、本人がその時欲しいものを出来るだけプレゼントしたりされたりすることが多くて、趣味が合わないということが少ない点も、その先を考えない理由かもしれません。

 

気にいってくたくたになるまで使ったら、何だって最終的には処分しますしね。

 

そうやって振り返ってみて、私自身もプレゼントされたものについてその後何か聞かれたことがあったかというと、ほぼ、ありません。

 

ということは、いただいた気持ちを大切に受け取って感謝して。

物自体は役目を終えたら処分しても申し訳ないと感じなくてもいいんだなあと。

 

いつまでも、

 

「あれは使ってくれたかな」

「大事にしてくれてるかしら」

「ずっと持っててね」

 

というような気持ちで、執念深く見張っている人は少ないんじゃないかなと考えるにいたりました。

3日もかかりましたけどね(笑)

 

結果、処分してしまって今どう思っているかというと、どうも思っていないのです。

捨てなきゃよかったとか、悪い事したなとか、ほんと、一切考えていない。

 

自分の、物を処分する基準がまたひとつ出来てよかったと思うくらい。

これでまた、新しいバッグを買えるという気持ちにシフトしているからかもしれません。
いやいや、買わずに済まそうよ…。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。

 

気になっているバッグは、シンプルなトート。

 

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